住宅購入時にかかる諸費用は金額が大きく、資金計画のときに十分検討をしておかないと、予算オーバーになってしまいます。

　物件価格や建物の工事費用以外にどのような諸費用がかかるか把握が必要です。
　主な諸費用の一覧表を用意しましたが、物件によってこれ以外の諸費用もあります。
　住宅会社との商談の中で、諸費用に漏れがないように、必ず確認をしておきましょう。

　また、金額が大きいので、支払いのための準備も必要です。契約時、物件引渡し時など支払い時期も、あわせて確認をしておきましょう。

　物件価格の３％＋６万円＋消費税がかかります。物件価格が３０００万円とすると、仲介手数料は消費税込みで１９５．３万円かかります。

　火災保険の保険料は物件の引渡しまでに支払が必要です。加入機関が３５年一括払いの場合、建物だけ（家財は除く）の保険料で、建物の場所や構造によりますが、最低でも木造で４０万円以上、マンションでも１０万円以上かかります。

　マンションだけですが、修繕積立金の一時金として、約３０万円（金額は物件による）の修繕積立金基金が発生します。

　住宅ローンを借りるとき、借入金額や返済期間、個人の信用度によって、金融機関が指定する信用保証会社に信用保証料を支払います。返済期間３５年、借入金額３０００万円の場合、借入時の一括支払いで、約６５万円かかります（実際の金額はケースバイケースです）。